「通信制高校と全日制高校は一体どうなの?」
毎日学校に通う?家でオンラインの授業を受ける?インターネットでホームルーム?
など通信制高校に対して疑問を感じている方は当記事を読まれているのではないでしょうか?
今回は皆さんが意外と知らない高校の種類についてご紹介していきます。
通信制と全日制の違いはズバリココだ
通信制高校
ほとんどの学生は全日制高校から学校を通っているため、恐らく皆さんも同じでしょう。全日制高校は毎朝から夕方まで通う高校となっています。
仕事で行ってしまうと、フルタイムにあたります。
では、通信制高校とはどのような仕組みの高校なのでしょうか。
通信制高校は基本的には、学校に通わず家で勉強することが学校の特徴です。
また、ここでは最近オンラインで授業を受けることも多くなってきています。
そのため、通学は年に数日程度で済むこともあります。
全日制高校
一方、全日制は前述の通り、朝から夕方まで5~8時間ほど学校に通います。
数十人のクラスで一斉に受けることが一般です。
また、カリキュラムは1年生・2年生の受ける授業というように全員同じように決められています。
入学にあたっては3教科から5教科の入学試験をパスすることによってはじめて入学が許可される場合が多いです。
卒業は授業に出席し定期テスト等をクリアし、3年間必要出席日数を出席することで卒業できます。
全日制高校のメリット・デメリット
全日制高校のメリットとして、授業を大人数で受けることで張り合いが生まれ、生徒同士が切磋琢磨しあいながら成長できる環境を整えることができます。
また、朝から夕方まで、決まった時間に登校することで、規則正しいリズムを作ることができます。
これにより、友達とのつながりが生まれ人脈が広がることも期待できます。
部活動等は全日制高校ならではの特徴でスポーツを通して友達を作ることができるので、通信制高校と比べると比較的魅力があると考えられるでしょう。
デメリットとしては、朝から夕方まで拘束されてしまうので自由な時間を確保することは難しくなります。
また、校則やルールに縛られてしまうこともあることが多いため、アルバイトや髪色ななどの問題で学校とトラブルを起こすこともあります。
このように、通信制高校のように自由な格好や服装で学校へ通うことができなくなります。
通信制高校の特徴を深堀
通信制高校にも、公立・私立の学校で二つに分かれています。
基本的には、自宅での学習が主です。
進学する課程にもよりますが、ほとんど学校に通わないコースから、月に数回、週に数日通うコースまで様々なコースが展開されています。
広域通信高校の場合は全国各地に教室があり、どこからでも進学し通うことができるのが特徴でしょう。
また、私立通信制高校にはサポート校という制度があります。
自分で学習が追い付かない場合や進んだ学習をしたい場合、サポート校制度を利用することで自分にあった学習を進めることができます。
学校のカリキュラムに関しては、必須科目や推奨科目などはあるものの、基本的には自分で好きな科目を選択し履修することができます。
授業のとり方にもよりますが、3年から4年在籍し卒業する形となります。
卒業に関しては、各科目の必要要件 (単位)と出席日数を満たし、定期試験をパスすることで卒業することができます。
これは学校によってレポート提出を卒業要件に組み込んでいる高校もあります。
通信制高校のメリットのメリットとデメリット
通信制高校のメリットの一つとして、朝から夕方まで学校に通う必要が無く学外の活動にたっぷりと時間を割くことができます。
また、自分の学力や進路に合わせて授業を選択できることも大きな魅力となるでしょう。
その他にも、対人関係が苦手だったり、コミュニケーションを取るのが苦手という方にもおすすめです。
校則はないことが多く、アルバイトなどをしながら学校に通う事もできます。
デメリットとしては、授業時間が少ないため、学校の授業だけでは難関大学への進学などには対応しきれないことが多いようです。
完全に学校に通わないコースを選択する場合、自力で生活リズムを維持しなければならないので生活リズムが崩れやすいという難点があることが原因となっているといえます。
全日制高校と通信制高校はどっちが良いのか?
これまで上記では、全日制高校と通信制高校の違いについて比較してきました。
ひとえに高校と言っても様々な違いがあります。
上記であげた特徴や魅力を良く把握した上で、自分に合った高校を選択することが最も大事なポイントになります。
自分には何が向いているのか、何が向いていないのか
将来何をしたいのか、何を学びたいのかよく考えて選択しましょう。
最近では、様々なニーズが生まれ、通信制高校にもいろいろなコースや設備が導入されています。
通信制高校だからといって、良い大学や良い会社に入れないということは決してありません。
そこは自分の選択や学力によって変わってきます。
合格するかしないか、入社できるかできないかはすべて自分次第なのです。
自分が一番頑張れると思う環境に身を置くことが一番大事なのではないでしょうか。
将来への一歩としての高校進学は人生の転機に大きくつながることなのでぜひ、学校選びは慎重に選びましょう!