サポート校の通信制高校は進学に強い?実績はどうなの?学費も含め徹底調査!

通信制高校から進学を考えている人は「サポート校」という存在を知っている人は少なくないでしょう。

サポート校を利用することで希望校への進学率は高くなると分かってきた人はたくさんいます。

ただ、「それは通信制高校の一部ではないのか?」と二つの違いがまだわからない人がたくさんいます。

そこで、今回は通信制高校とサポート校の違いや、なぜそれを利用する生徒は希望大学に合格しやすいのかなど、学校の学費の説明を含めてご紹介していきます。

サポート校の定義

サポート校(提携校)とは、全日制高校には在籍をせず、通信制高校で勉強をし、高等学校卒業程度認定試験の合格を取得するためにつくられた教育施設です。別名、学習センターとも呼ばれています。

つまり、通信制高校に三年間通っても1人で勉強を進めることが難しい時に利用する教育施設です。最近では大学等の進学を目指す生徒に利用する傾向が多いです。所属する高校とは別に、全日制高校の生徒が通う塾や予備校のような場所だと想像してもらえば良いでしょう。

ただ、通信制高校とは全くの別物です。

最近では両校が提携する形の学校が多くなりました。そのため、通信制高校に入学すると同時にサポート校にも入学することが多くなっています。

ここで注意してもらいたいこととして、高校の卒業は通信制高校からのみとなっています。そのため、提携校だけ通って、勉強に専念しても卒業することは出来ません。

大学進学におけるサポート校の学費

通信制高校は公立や私立など様々な学校がありますが、提携校の学費はあまり大きく変わらないことが多いです。

一般の塾や予備校のような教育施設なのでかかるか学費はやや高いです。通信制高校の学費等を支払うほかに提携校の学費も負担しないといけないため、家庭の経済的条件に大きく影響されます。

1年間で約50〜100万円程度の費用がかかります。これは私立の全日制高校でと同じ額になるといえるでしょう。

そのほかにも、イラストやネイル、ファッション、芸能など、生徒のやりたいことによって費用は上乗せしていきます。

一見、学校学費が高いように思え込んでしまいますが、全日制と予備校や塾の費用と比較すると案外そうでもないことが分かりました。以下がその比較図です。

全日制高校私立(授業料、入学料、施設整備費等):約722,300円
予備校(河合、駿台、東進の平均から出した金額):78万円(今回はあくまでも大手予備校の三社から平均した金額を出しているため、実際とは異なることもあります。)

通信制高校➕提携校:年間約100万円程度

という結果が出ました。全日制高校のデータは、文部科学省「平成27年度私立高等学校等授業料等の調査結果について」の公表から出した金額です。

全日制高校の私立と予備校を合わせば約150万円の費用になります。これは通信制高校と提携校より1.5倍高くなることになります。

例えば、「鹿児島学園高等」「日本航空高等学校」「高松中央高等学校」では提携校であるトライ式高等学院のマンツーマン指導で知られる大手の「家庭教師のトライ」のノウハウを授業でそのまま活用しています。

提携校(約20万円程)➕トライ式高等学院=年間100万円程度

というような金額になります。

大学進学を目指す人にとっては魅力的でしょう。

サポート校の授業とカリキュラム

通信制高校では、高校資格を取得ために学校のほとんどの課題は自分でやることになります。年に決められた日数のみ学校へ出席をして授業すれば、高校を卒業するためのカリキュラムとなります。

一方、サポート校では全日制高校と同様、週5で学校へ通う必要があります。週2日から通学する事ができるため、週5日で学校に行くことは強制ではありません。ただ、将来生徒個人が希望大学へ入学するためには多くの時間を使い勉強することが最も合格への近道になります。そのため、週5のスクーリングは必要不可欠なことです。

一般の予備校と塾の大きな違いとしては、学校の中で生徒一人ひとりに目を届けていることです。

生徒が通信制高校のレポートをする際、分からないことがあれば学校にいるプロの講師に質問することができたり、どのように勉強をしていけば良いかアドバイスを受けることもできます。そのほかにも、プロの講師は普段生徒が悩んでいることなど(精神面)の支援も充実しています。

また、これらの学校の生徒はかつての様々な事情で入学しているため、学校の制度も変わっています。全日制高校は一般的に朝8時から通学ですが、ここでは9〜10時の間で授業を行ない、夕方は早めに授業を終了することが多いのです。

そのほかにも、いじめや家庭などの原因で不登校になって、授業を受けてこなかった生徒に対して、小学校・中学校レベルの内容から復習をし、生徒が勉強に対して、興味や自信を持たせる工夫をしています。

進学に強い通信制高校のサポート校のスクーリング

スクーリングについて上記でも触れましたが、通信制高校では、「レポート」「スクーリング」「単位認定試験」の三件が高校を卒業するための必要条件となります。三つの条件はどれも重要ですが、その中でもスクーリングは重要です。
スクーリングとは高校卒業資格を取得するために学校へ一定の日数で通学しなければなりません。
例えば、卒業条件の単位をクリアしたとしても、学校のきめられた日数に学校へ通わなければ高卒資格を受けることは出来ません。
そのため、スクーリングの日数はとても重要です。

ちなみに、スクーリング数の方法はたくさんあります。

  • 月に数日登校して授業を受けるパターン
  • 2泊3日など、合宿型で授業を受けるパターン
  • など、どの学校でもスクーリングはしないとなりません。

    一方、サポート校は通信制高校と提携していることが多いため、提携する学校の規定にそってスクーリングを決めています。

    希望大学の合格を目指す人は週5日学校に通うことが多いです。

    進学が強いサポート校の学校生活とは

    提携校が大学進学に強い理由として学校のイベントや全日制高校にはない数々の取り組みがあるからです。今からそれらについて詳しく説明します。

    通信制高校行事の活発

    通信制高校では全日制高校のように学校行事を行っていますが、取り組むことは少し異なります。全日制高校が主催する学校行事は全員参加が多いですが、ここでは自由参加のケースが多いです。

    また、行事に参加することで単位が認定されるので、試験勉強に関連する勉強だけに集中したい生徒にとっては他の授業の単位が取らなくて済み有効です。

    提携校も勉強のほかに、部活や修学旅行などのイベントに参加したい人には様々な行事を用意しています。こうすることで生徒の日々の勉強のストレスを発散することができます。

    通信制高校だからこそ不登校の生徒をゼロに出来る取り組み

    サポート校では不登校だった生徒をゼロにする取り組みをしています。まだすべての不登校生をゼロにしてはいませんが、その目標のためにあらゆる取り組みをしています。

    生徒が無理なく学校生活を楽しくするため、学校では定期的に専門家がカウンセリングをしています。不登校生だった人は好きで不登校になっているワケではありません。以前の学校の授業に追いつけなくなったり、いじめに遭われたりなどの原因が不登校になってしまいます。生徒のこういった病からいち早く脱出させるためには社会からの支援が必要なのです。そのためには定期的なカウンセリングをし、生徒の心の病を温かくすることが効率的な手法になります。

    <4>通信制高校のサポート校には進学のための多用なカリキュラム

    今回は進学について紹介してきましたが、このほかにもネイル、プログラミング、声優、音楽などのコースもサポート校にあります。その業界のプロの教師が指導するので、仮に、自分がやりたい専門的なことがある人は学校でそのようなコースを選ぶことができます。

    サポート校の進学校

    上記までは希望大学を目指す人にとっては強いサポート校だと紹介してきましたが、学校の進学実績について触れていません。

    ここでは通信制高校の特徴も含めて紹介します。

    ルネサンス高等学校
    ●毎年、国公立大学や有名私立大学からの合格者をたくさん輩出する実績を持つ
    ●生徒の志望校に合わせた支援をしている。この学校での大学受験コースは個別指導がメインです。
    国公立大学:大阪大学、電気通信大学、国立音楽大学、札幌市立大学など
    私立大学:早稲田大学、慶應大学、青山大学、同志社大学、東京理科大学、東京医科大学など

    中央高等学院
    ●通信制高校・提携校の中で、大学合格率が最も多いと言われる
    ●大学受験コースに力を入れる
    ●国公立大学、私立大学の合格者多数
    国立大学:筑波大学、千葉大学、横浜国立大学、北海道大学など
    公立大学:横浜市立大学、首都大学東京、福島県立医科大学など
    私立大学:早稲田大学、慶應大学、国際基督教大学、上智大学、東京理科大学など

    クラーク記念国際高校
    ●早稲田大学、上智大学など、300を超える全国の指定校推薦枠を設ける
    ●提携校の受験対策や面接の取り組みが充実
    国立大学:横浜国立大学、東京外国語大学、東北大学など
    公立大学:横浜市立大学、名古屋市立大学など
    私立大学:早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、国際基督教大学、東京理科大学など

    飛鳥未来高等学校
    ●「三幸学園グループ」の進学指導等のノウハウを受けられる
    ●進路相談のためのガイダンスを設けて、生徒の受験勉強の支援をする
    私立大学:早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、明治大学、フェリス女学院大学、亜細亜大学、武蔵野美術大学など

    第一学院高等学校
    ●生徒の思考をプラスに変えるための「プラスサイクル指導」をベースに勉強に取り組む
    ●四年制大学の特別指定校推薦制度は166校ある
    国立大学:九州大学、山口大学、埼玉大学など
    公立大学:名古屋工業大学、新潟県立大学、北九州市立大学など
    私立大学:早稲田大学、慶応義塾大学、国際基督教大学、東京理科大学など

    大学進学に強いトライ式高等学院
    ●「家庭教師のトライ」のノウハウを使って受験勉強に取り組める
    ●マンツーマンの授業スタイルを活用し多くの有名大学の合格実績を持つ
    国立大学(2018年):東京大学(二年連続)、京都大学(3年連続)、大阪大学、福島大学など
    公立大学(2018年):国際教養大学、広島市立大学、大阪教育大学など
    私立大学(2018年):早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、東京理科大学、立教大学など

    N高等学校
    ●「代々木ゼミナール」などと提携し、大学受験に力を入れる
    ●開講してから2年の新しい学校
    国立大学(2018年4月25日時点):筑波大学、埼玉大学、熊本大学など
    公立大学(2018年4月25日時点):首都大学東京、広島市立大学など
    私立大学(2018年4月25日時点):早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、青山学院大学など

    通信制高校は大学進学に強い

    いかがでしたでしょうか?通信制高校では自己管理をしなければならないため、計画を立てて勉強しなければなりません。自分のペースで勉強することがこういった学校のコンセプトなので仕方ありませんが、希望大学を目指す生徒は計画的に勉強ができないのはとても問題です。

    提携校では計画的に勉強することができない受験生のためを支援しているといってもよいでしょう。

    また、充実したカリキュラム、一般的な予備校と比べて比較的安い学費、世間で名の知れた予備校が提携校になったりするなどの要因が進学に強い学校になった一面があるのです。

    今回紹介してきたサポート校の中で興味を持ってくれた人は、気楽に学校側に連絡してみてください。気楽に相談することができます。直接面談したり、電話したくない人は、学校の資料配布の申し込みをしてみてください。申請した学校の資料は無料なので、複数の学校の資料を申請して学校の、特徴、学費、支援制度など比較してみましょう。

    あなたにあった学校がきっと見つかるでしょう。