大学進学に強い通信制高校の入学は本当に簡単なのか?

「今後の人生を考えて、高校卒業資格はもっておきたい。」「全日制高校は自分に合わないから、通信制高校に転校したい。」など、

通信制高校を選ぶ理由は人それぞれです。

しかし、どんな人であっても、「通信制高校に入るのは簡単なのか。」と不安に思うのは当たり前です。

そこで今回は、通信制高校への入学を考えているみなさんに向けて、

入学で必要になること、
進学は難しいのか・簡単なのか、
学費はどれくらいなのか、

など、みなさんの疑問を一挙解決していきます。

通信制高校へ入学するために必要なこと

学校に入るためには入学試験を受けなければなりません。

もちろん通信制高校にも入学試験があります。

ですが、みなさんの想像するような、いわゆるペーパーテストを実施するところは全国的にみてあまり多くはありません。

多くの学校は、面接と簡単な作文を中心とした入学試験を行っています。

しかし、ここでみなさんが不安に思う必要はありません。

なぜなら、通信制高校の入学試験とは「落とすため」の試験ではなく、「受け入れる」ための試験だからです。

学校の先生たちは始めからみなさんに敵意をむきだしてくるというのではなく、むしろみなさんのことを理解しようと寄り添ってくれるようなイメージです。

そのため、合格率もかなり高いものであるということが言えます。

ただ、入学試験をないがしろにしていいというわけではなく、身なりから姿勢、言葉づかいを含めた態度によって自分の誠実さをアピールしていかなければなりません。

また、だいたいの流れを知っていれば気持ちも楽になるでしょう。

そこで今回は、特に面接と作文の二つに焦点をあわせて以下の解説を行っていきます。

通信制高校の面接について

通信制高校において面接はとても重視されることが多いです。まずは面接のイロハを知ることから始めましょう。

面接時の身なりは?

通信制高校では、入学後にみなさんの服装・髪の毛の色・化粧などを禁止するような校則が多くありません。

ほとんどの学校がみなさんの個性を重視して、自由な校風をとっています。

しかし、面接時のこの日くらいはあまり派手な格好で学校へいくことは避けましょう。

相手は面接官ですから、悪印象を与えてしまう可能性があります。

~服装~

基本的には、前の学校にて使っていた制服を着ていきましょう。

それらがない方は、シンプルで単色系のコーディネートを心がけましょう。

大事なことは、清潔感・誠実感を表せることです。

~頭髪・化粧~

頭髪は男女とも黒にしていくことをおすすめします。普段髪の毛が黒くないという方は、その日だけでもいいので、スプレーなどを利用して
黒染めしましょう。

化粧に関して、基本的にはノーメイクをおすすめしています。

しかし、それだと自分に自信がもてず、堂々とできないという方もいらっしゃるでしょう。

その場合は、肌色に近いベースメイクと自然な薄いリップぐらいにとどめ、あくまでも派手にならないようにしましょう。

面接の内容とは?

面接ではみなさんのことについて、過去・現在・未来に分けて質問がされます。

所要時間はあまり長くなく、平均で10分、長くても20分で短くて5分ほどです。

事前に質問内容を知って、何を話すか考えておけば、本番での緊張も和らぐでしょう。

通信制高校の面接で聞かれること・注意すべきこと

面接でどういった内容のことを聞かれるのかまとめてみました。

~志望動機~

  • 「なぜ全日制ではなく、通信制高校に進学しようと思ったのか。」
  • 「多くの通信制高校の中から本校を選んだ理由はなにか。」
  • が多く聞かれます。

    「楽をしたいから」などのマイナスな回答はいけませんが、着飾る必要はないので、自分なりの回答を用意しておきましょう。

  • 今まではどんな生徒だったか
  • 今まで取り組できたことを話しましょう。

    例えば勉強や部活のことについて話すのが一般的です。

    それらがない場合は、学校に行けなかった理由を話し、自分の考えていることを述べるともよいでしょう。

    こういった答え方をすることによって自分を見つめ直していると面接官が捉えてくれるためプラス評価につながることが高いでしょう。

    ~将来どうなりたいか~

    自分の希望している職業や夢の話をしましょう。

    ない場合は、そのまま「ない」と答えるよりも、「まだ絞り切れていないため、これから通信制高校にて学んでいく中で探していくつもりだ」といったような前向きな回答が言えるととてもよいでしょう。

    通信制高校の面接や作文の内容について

    まず受験票に持ち物が書いてあるので、忘れないように確認しましょう。

    また、入室時と退室時の礼は忘れずにし、面接官と話している間は目を見て話しましょう。

    基本的なことですが、緊張していると忘れてしまいがちなので、意識して取り組むようにしましょう。

    作文の内容について

    各学校では別のテーマが課されることが多いです。それぞれのテーマ別にどんなものがあるか見ていきましょう。

  • 「通信制高校を選んだ理由」
  • ここでも、着飾ることなくありのままの自分を書きましょう。

    今学校でうまくやっていけないということであっても、これからどうしたいかを前向きに書きましょう。

  • 「この高校を選んだ理由」
  • 家から近いなど、本当の理由を書くとともに、サイトやパンフレットで学校のことについて調べ、どこに魅力を感じたかを書くとプラスになります。

  • 「中学時代について」
  • 出席状況などの資料は高校側も把握しているので、正直に書きましょう。

    勉強だけでなく、学外で活動していたことに関しても書くとよいです。

  • 「高校生活への抱負」
  • 大きな目標でなくともかまいません。

    自分が前向きな姿勢で臨んでいることをアピールできるように書きましょう。

  • 「卒業後の進路について」
  • 決まった目標がある場合は、そこに至るまでの過程までを書きましょう。

    ない場合は面接時のパターンと同じです。

    ここまでで、通信制高校の進学に必要な面接と作文について話してきました。

    いかがでしたでしょうか?

    頭の中でイメージすることが出来ましたか?

    最後に学費についてみていきます。

    通信制高校の進学における入学費・学費

    学費に関しては、公立と私立で全く違ってきます。

    ~公立高校の場合~

    入学金・・・500円
    授業料・・・年間3~5万
    その他・・・年間3万

    ~私立高校の場合~
    入学金・・・2~5万
    授業料・・・年間18万~
    その他・・・年間3万

    上記の様に全然違ったものになっています。

    私立の方が割高ではありますが、サポート体制がしっかりしていたり、卒業率が高いなどの利点もあったりするので、どちらを選ぶのかはよ

    く自分や家族との間で考えてから決めましょう。

    通信制高校へ進学するのは簡単?

    ここまで通信制高校の進学に必要なことと学費について話してきました。

    ここまで読んでくれたみなさんのなかで、「なんだ、こんなにやることあって簡単ではないな」と感じてしまった人もいるかもしれません。

    しかし、面接など、実践の中でポイントを押さえていけば、難しくありません!

    家族や先生、友人などに頼んで積極的に練習をしましょう。

    みなさんの高校生活がよいものになるよう、心から願っています。