通信制高校の大学進学がどうなのか一目で分かる

通信制高校は専門学校の進学のために通う場所という意味で世に知らされていましたが、今では大学進学のために入ることが根強くなりつつあります。

ここでは通信制高校からの進学はどの程度あるのか解説していきます。

それと同時に、どうして通信制高校ではこういった結果になったのかも一緒に紹介していきます。

データから分かる通信制高校から大学への進学

文部科学省の平成27年度学校基本調査によると、全日制高校から大学等の進学率は50.4%で日本の教育市場過去最高の記録になりました。

パーセントの割合をみてもいまいち想像つかないと思うので。分かりやすく言うと、高校を卒業した2人に1人が大学に行ってることになります。

一方、通信制高校から大学等の進学率は16.8%でした。これは6人に1人という計算になります。

全日制高校と比べてかなり差が大きいです。

ちなみに、通信制高校の公立と私立にも大きな差も広がっています。

  • 公立高校;10.2%
  • 私立高校:18.1%
  • というようなデータの結果が出ました。

    「これだったら、全日制高校にかよって卒業したほうが大学にいける確率の方が多いではないか」というような声が聞こえてきます。

    確かに、通信制高校から大学へ行く人は少ないが、全日制高校と比べて劣っているわけではありません。

    通信制高校からの大学進学率が高くない理由

    通信制高校から大学に進まない理由はたくさんあります。今回はその代表とされる理由を出していきます。

    高校卒業資格をゴールとして目指す生徒が多く集まる

    学校に通う人は人様々です。中学校を卒業してからある理由で学校に通う人もいれば、中卒で卒業して社会で働いたあとに高校卒業資格を取得したいと学び直す大人もたくさんいます。

    また、全日制の学校の人とは上手く馴染めずにいたり、全日制高校の授業が皆同じ勉強しかしないことに退屈して通信制高校に通ってくる人もいます。

    中には、学校の授業に追いつかず勉強に対してやる気を無くした自分の子にどうにか高卒資格だけでも取得してほしいと考える生徒の親が子供を通わせることもあります。

    親の意図と異なることで学校に通う生徒がいます。これが全ての理由では限りませんが、学校にかよっても大学にいかない生徒がたくさんいるのです。

    高校卒業の進路は人によって様々

    家電量販売店の販売員、工場で働く人、ティッシュを配る人など、正社員でなくてもアルバイトや派遣という形で生活できることもできます。

    また、高卒で正社員として働きたい場合、美容師、芸能人やトラック運転手などがあります。

    この学校では、全日制高校でできないことをたくさん学べることがあります。

    高校卒業の試験対策に加え、ダンス、アニメーション、パティシエなどの幅広い分野を学べることができます。

    こうした学びを得て、生徒の趣味にあった分野に進む人が多いのです。

    その結果、学校側は生徒にいろんな可能性を導かすためにこういった分野の勉強法も充実しています。

    通信制高校の進学率を過小評価してはならない


    「一番上のところで、通信制高校は大学のために入る学生が多いと書いてたけど、高校卒業してから就職の方が多数じゃん」と思ってる方がいても仕方ありません。

    ただ、こういった学校でも最難関国公立大学である東大、京大、国際教養大学や有名私立大学である早稲田、慶應義塾、上智大学などの合格者を多数輩出しています。

    これは余談になりますが、芸能活動やモデル活動で全日制高校の卒業資格では単位が足りず期間内に高校を卒業できない人も通っています。

    こういった今後大学行きたいが、全日制高校では期間内に単位が取れず卒業できずにいる人が通信制高校を通う人もいます。

    全日制高校で卒業する場合、128単位を取らなければ卒業できないことがほとんどです。一方、学校にもよって異なりますが通信制高校は74単位獲得すれば卒業をすることができます。こいった一面もあって、個人の都合上で学力のある人でも学校に通うのです。

    そのため、大学を目指す人もたくさんいます。

    通信制高校の大学進学では予備校で通わなくても安心

    大学入試で合格する際。入試対策をしなければなりません。全日制高校に通うほとんどの人は学校の学費を別に支払って塾や予備校に行って勉強法を学びます。

    しかし、学校では予備校に通わなくて済みます。学校の中にサポート校があるからです。サポート校とは、プロの教師が生徒に勉強法を教えるいわば、塾・予備校と同様な場所です。

    学校の学費の別にサポートの学費を支払わなければなりませんが、プロの教師が学校の中で勉強法を教えてくれます。、

    また、サポート校の学費は高いですが、

    全日制高校+塾・予備校の学費>通信制高校・サポート校の学費

    になります。正確な数字を出すことはできないが、通信制高校+サポート校で平均90万円以下が目安として考えて良いでしょう。

    まとめ

    通信制高校からの大学進学率が低い理由には、年齢層別の生徒がいて様々な理由で通っていて、大学を目指したり、専門学校を目指したり、就職を目指す人がいます。

    ここで大切なのは、大学進学というよりもどういった道を歩みたいのかが重要になります。