高卒認定取得にかかる費用徹底ガイド

「高校を中退してしまったが、高卒認定資格は欲しい。ただどれぐらい費用がかかるかが心配」「諸事情で高校へ進学できないが、大学進学を考えているため、高卒資格を取りたい」このような不安を抱えている方もおおいのではないでしょうか。この記事では、高卒資格認定制度の仕組みやかかる費用、難易度まで徹底的に解説し、高卒認定にかかる費用に関する不安を払拭します。

高卒認定とは

高卒認定の正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」といいます。その名前から高卒資格が取れるものと思われがちですが、「高卒認定」と「高卒資格」は、まったく別のものです。高卒認定は、高等学校卒業程度の学力を認めるというものであり、高校を卒業したことにはならないため、高卒資格とは性格が違います。高卒認定だけでは、大学等に進学しない限り最終学歴は「中卒」となってしまうので十分注意しましょう。ただ、高卒認定のメリットは、大学受験のための条件を満たせることにあります。そのため、高卒認定資格を持っていれば、たとえ高校を卒業することができなくても、大学へ進学することは可能なのです。高卒認定試験は、年に2回実施され、試験日の年度末に満16歳以上であるいう条件を満たしていれば、試験を受けることができます。そして8~10の必修科目に合格することで、高卒認定資格を取得することができます。

高卒認定取得にかかる費用

高卒認定試験の受験料は、受験する科目数で決まります。7科目以上の受験で8500円、4~6科目の受験で6500円、1~3科目の受験で4500円となっています。また、試験対策という面でも独学で学ぶ場合と通信講座や予備校に通う場合とで変わってきます。例えば、独学で学ぶ場合は、書店等で対策に必要な教材を購入するぐらいでほかにかかるのは受験料ぐらいなので、一番費用を安く済ませることができます。一方、通信講座等を受講する場合は、教材費のほかに入学金等がかかるため、独学で学ぶ場合に比べ、費用は高くなるうえに、予備校に通うとなると受講する科目が予備校側である程度決められてしまうため受講科目が増え、費用が高くなるうえに、別途交通費等もかかります。このため、単純に費用のことだけを考えると独学が一番安いですが、独学では、すべて自分で学習カリキュラムを立てなければならないというデメリットもあります。したがって、自分の学習状況に合ったものを選択するようにしましょう。

一人親世帯への給付金制度

一人親世帯は、様々な面で金銭的に苦しくなってしまうことが多々あると思います。そんな中でも、なんとか高卒認定資格を取得したいという方のために、一人親世帯への給付金制度というものが存在しています。この制度は、一人親世帯の方を対象に、児童扶養手当の支給を受けているかそれに準ずる所得であること、また就業経験等を踏まえ、高卒認定試験を受けることが、将来の就業にとって適切であると判断された場合に適用されます。給付の対象となるのは、通信講座等を含む、高卒認定試験合格のために受講が適切であると判断された講座です。具体的には、受講修了時に、受講費用の2割、高卒認定試験合格時に受講費用の4割が支給されます。この制度の対象となる方は、是非この制度を活用して、高卒認定試験に合格しましょう。

通信制高校に通いながら高卒資格を得る!

なかなか高卒認定資格を取得できないという方には、通信制高校を併用するというのもおすすめです。実は、高卒認定試験では通っている高校で単位を取得した科目については、受験が免除されます。そのため、通信制高校に通って単位を取得することで、受験科目を減らすことで、費用を抑えることもできるのです。また、最悪高卒認定試験に合格できなくても、通信制高校を卒業することで、高卒資格を得ることができるので、大学受験のための要件を満たすことができます。勉強につまずいている方や独学でやることに不安を感じている方は、通信制高校を併用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

まず、高卒認定試験は高卒資格とは全く違うものであるということを抑えておきましょう。高卒認定は、中学卒業後、高校へ通っていなかった人が、大学受験のために持っておかなければならない資格のようなものと考えると良いと思います。その中で、高卒認定を得るためにおすすめなのが、通信制高校を利用して高卒認定を取ることです。通信制高校には、通って単位を取得することで、高卒認定に合格するため受けなければならない科目数が減るうえに、たとえ最終的に高卒認定試験に合格できなくても、通信制高校を卒業することで、高卒資格を得ることができ、大学受験のための要件を満たすことができます。ただ、もし通信制高校を選ばないのであれば、自分の学力状況や金銭的事情を踏まえ、予備校を利用するのか独学でやるのか、またどのような教材を利用するのかなどを、慎重に判断することが大切です。