通信制高校の卒業って?通信制高校の卒業徹底ガイド

「通っている全日制高校が合わなくて、新しく通信制高校に入りたいけど、卒業できるか不安」「通信制高校ってどれぐらいで卒業できるの?」「働きながらでも通信制高校って卒業できる?」通信制高校の卒業に対してこのような不安をもっている方も多いと思いますが、安心してください。通信制高校の卒業のために必要なことは多くなく、それほど難しくもありません。この記事では、通信制高校の卒業のために必要なことを徹底解説していきます!通信制高校への編入・転入を考えている方は必見です。

通信制高校の卒業って難しい?

通信制高校の仕組みや学習カリキュラムについて十分な知識がないと、通信制高校の卒業にたいして、難しそうだという印象を持ってしまうのは仕方ないことだと思います。実際、通信制高校に通っている生徒のうち、約20パーセントの人が途中で退学してしまっているというデータがあります。特に、公立と私立で中退率に顕著な差があり、私立の中退率は約14パーセントであるのに対し、公立の中退率は約42パーセントとなっています。しかし、私立の場合は約75パーセントの人が、公立の場合は約58パーセントの人がちゃんと卒業できている状況をみれば、通信制高校の卒業が特段難しいというわけではないと思われます。むしろ、しっかりカリキュラムに沿って学習をすすめることで、全日制の学校に比べて、少ない負担で卒業できるといえるでしょう。

通信制高校の学習カリキュラム

通信制高校は単位制であり、3年以上の在籍で74単位を取得することが必要です。74単位の修得と聞くと難しいように感じるかもしれませんが、通信制高校の1つ1つの単位修得はそれほど難しいものではありません。通信制高校で単位を修得するためには、レポート等の課題を提出する、先生とスクーリングとよばれる面接指導を受ける、年に数回実施される試験に合格する、という3つの条件が必要になってきます。しかし、レポートといっても、自分で一から内容を考えて調べて作成するというよりは、先生がある程度作成した状態で渡され、空欄になっている部分を埋めたり、あらかじめいくつか選択肢が与えられていてその中から適切なものを選ぶという形式になっています。そのため、それほど負担になることはありません。また、スクーリングは何日か校舎に通って先生からの指導をうけるというものですが、授業中に当てられることはなく、ただ説明を聞いているだけでよいので負担にはなりません。最後に、試験ですが、試験前に先生から試験対策プリント(1枚程度)が配られ、そのプリントをやるだけで、点数がとれるような試験になっているうえに、試験の合格点はそれほど高くないために、負担にはならないと思われます。また以上に加えて、30単位以上の特別活動も必要になってきます。特別活動は修学旅行やホームルームなどを指します。通信制高校には学校の行事が苦手な人も多いと思いますが、そのような方のために、ホームルームなどでこの30単位を埋めてしまう学校も多いので安心してください!

通信制高校の卒業のために必要なこと

通信制高校は選択するカリキュラムにもよりますが、基本的には自宅学習がメインであり、自分で学習スケジュールを立てる必要があります。そのため、サボろうと思えばサボれてしまうのです。通信制高校は自分のライフスタイルに合わせた学習が可能であるという点がメリットなのですが、逆に言うと、しっかりとした自己管理能力がないとサボりにつながってしまうので注意しましょう。通信制高校には、特に私立の学校で、学習面でのサポートを手厚くやっているところも多いので、自分に合った通信制高校を選ぶようにしましょう。

通信制高校卒業後の進路

率直にいうと、通信制高校卒業後の進路は楽観できるものではありません。通信制高校卒業後の主な進路として、大学や専門学校への進学や就職が挙げられますが、卒業後の進路が決まっていないまま卒業する人も3割ほど存在します。通信制高校を卒業しても安定した職にすぐ就ける可能性は低いため、通信制高校に入る前や在学中から将来的なビジョンを考えておく必要があります。通信制高校には介護や美容などの専門性に特化したコースや大学受験に特化したコースを設けている学校も多いので、自分に合った学校やコースを選ぶようにしましょう。

まとめ

以上にみたように、通信制高校の卒業そのものはそれほど難しくないということが、お分かりいただけたのではないでしょうか。しかし、通信制高校卒業後の進路は必ずしも安泰とは言えません。通信制高校を卒業することが最終目的ではないので、通信制高校卒業後の将来的な目標を明確にしておくことが何よりも大切です。逆に、このビジョンが明確になっていれば、通信制高校での勉強に対するモチベーションを高く保つことができ、卒業するために必要な勉強も苦ではないではないはずです!