通信制高校のテストとレポートを攻略しよう

「通信制高校にもテストってあるの?」「通信制高校で課されるレポートってどんなもの?」このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。実際、通信制高校はカリキュラムや授業内容が学校ごとに異なるため、テストの難易度やレポートの内容は学校ごとに異なるのが実情です。しかし、どの通信制高校のテストやレポートにも共通しているのが、「どの学校のテストやレポートであっても難易度はそれほど高くない」ということです。以下では、最初にテストについて、次にレポートについて解説するので、この記事を通じて、通信制高校のテストやレポートに関する疑問を解決していきましょう!

そもそも通信制高校にテストってあるの?

「そもそも通信制高校にテストってあるの?」と思われる人も多いかもしれません。自分のライフスタイルに合わせた学習が可能である点からそのように思われる人が一定数います。しかし、通信制高校にもテストはあります。通信制高校も「高校」である以上、卒業のために一定回数試験を受けなければなりません。ちなみに、通信制高校の卒業のためにはテストに加え、「スクーリング」と「レポート」も存在します。簡単に解説すると、「スクーリング」とは自宅学習が中心となる通信制高校において定められた回数実際に登校し、先生と直接面談する機会のことです。一方、「レポート」は普段の学習を通じて課される課題のことで、「宿題」と考えて良いでしょう。これら3つをすべてクリアすることで晴れて卒業することができます。

全日制高校のテストとここが違う!

全日制高校の試験は一般に、「中間試験」と「期末試験」に分けられ、学期中に2回程度受けるのが普通です。また試験範囲は前に受けた定期試験から次に受ける定期試験までに習ったことが範囲となるのが一般的です。また、全日制高校ではこのテストの出来が成績評価を大きく左右するのも特徴です。一方、通信制高校では、全日制高校に比べ試験の回数が少ない分、試験範囲は広くなりがちです。しかし、その分難易度はやさしく作られていることが圧倒的に多いうえに、先ほど述べた「レポート」が試験範囲となり、「レポート」からそのまま出題されることも多いので、テストで高得点を取るためには定期的に課される「レポート」をしっかりこなすことが大切になります。また同じく先に述べた「スクーリング」も先生から直接「テストでここが出るよ!」と教えてくれる機会なので、積極的に利用すると良いでしょう!

テストの成績が悪いとどうなる?

「もしテストで赤点になってしまったら」このような不安を抱く人も多いと思います。赤点でなくても、取った点数によっては補習や追試にかかる可能性はあります。一般に通信制高校のテストは年に1回から2回実施されることが多く、そのテストで合計60点をとることが合格の条件であることが多いです。しかし、通信制高校のテストは全日制高校のテストほど厳しくはありません。多くの学校は試験を受けてさえすれば、テスト以外の「スクーリング」や「レポート」も成績に加味されるので、単位が認められることがほとんどです。また、先にも述べたように、試験そのものの難易度が高くないうえに、普段の学習で課される「レポート」をしっかりやることにより、試験自体は楽にクリアできるはずです。なので、試験も大切ですが、しっかり「スクーリング」の出席回数を満たし、定期的に課される「レポート」を期限内に提出することを心がけましょう。

勉強が苦手な人は

いくら試験が易しいといっても勉強が苦手な人にとっては、「テスト」と聞くだけでしり込みしたくなることも多いと思います。また、テストに関する不安は尽きないことと思います。しかし、通信制高校はこのような勉強が苦手な生徒へのサポート体制も手厚く用意されているので、安心して試験に臨むことができます。

テスト対策

テスト対策としては、やはり「レポートの復習」が圧倒的に有効です。先生によって課される「レポート」の内容は的確に試験ででそうな内容を網羅しています。「レポートの復習」により、試験までに習った事柄を定着させていきましょう。また、「スクーリング」で先生に積極的に質問することも大切です。普段の学習のなかで分からないところを聞くことができるだけでなく、試験に出るところを直接教えてもらえる絶好の機会となります。この機会を逃さず、どんどん質問してみましょう。

サポート校を利用する

みなさん、「通信制高校のサポート校」をご存知でしょうか。「通信制高校のサポート校」とは、その名のとおり通信制高校の学習をサポートするための塾や予備校のような存在です。サポート校は大半が通信制高校に付随しているものが多く、通信制高校と併用しやすいのが特徴です。基本的には通信制高校に入学したタイミングで同時入学することになります。なお、サポート校は、自宅学習が中心の通信制高校と違い、通学制になります。しかし、通学制ではあるものの休み時間も教師が教室に残りいじめなどが起こらないようにしているサポート校や最初のクラス分けの時点で配慮がなされているサポート校も非常に多いので、「煩わしい人間関係を避けたくて通信制高校に入ったのに通学なんて」と思われたかもしれませんが、安心して大丈夫ではないでしょうか。サポート校では少人数クラス、担任制を採用しているため、1人1人にきめ細かい指導をおこなうことができます。個人の進度に合わせて指導ができるため、「勉強をしっかり見てほしい!」という人にピッタリです。また、過去に不登校になってしまったなど通学に際して苦い経験がある人へのサポートも整備されています。実際に通学することが困難である人には、教師が自宅まで行き、生徒の学習を補助する、また週一からの登校で徐々にペースをあげていくなど個人の事情に合わせて様々なサポートを受けることができます。サポート校ではテスト前や日々の学習に役立つだけでなく、通信制高校にはないスポーツや芸術など多彩な分野を学ぶことができるのも大きな特徴です。ぜひ通信制高校とともにサポート校を併用してみてはいかがでしょうか。

サポート体制の充実した学校を選ぶ

「サポート校を併用するにも金銭面が心配。」このような人もいるのではないでしょうか。この場合、サポート体制の充実した私立の通信制高校を選択するのも一つの方法です。通信制高校は基本的に自宅学習が中心ですが、私立の通信制高校のなかには、「通学コース」を設定している学校も非常に多いです。これを利用すれば、こまめに日々の学習で生じた疑問を先生に直接質問することで解決することが出来、大変有効です。また、「直接登校するのはちょっと」という人には「家庭教師」制度がおすすめです。これは、学校側から直接先生が自宅までいく制度です。これなら、あまり家から出たくないという人も、直接勉強を教えてもらうことができます。

通信制高校のレポートとは


次に、通信制高校のレポートについて解説していきます。「そもそもなぜレポートを提出しなければならないのか」このような疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。大半の全日制高校では、定期的に実施されるテストによって単位が取得できるかどうかが決まります。しかし、通信制高校ではこのレポート提出が単位取得の鍵となります。ここで、通信制高校の卒業に必要な条件を整理しておきましょう。基本的に通信制高校の卒業には、「74単位以上の取得」「3年以上の在籍」「30時間以上の特別活動の参加」が必要になります。ここでの特別活動は、修学旅行や運動会などへの参加を指します。通信制高校でのレポート提出は「74単位以上の取得」のために、絶対必要なのです。このように聞くと、少し負担に感じるかもしれませんが、出題範囲は日頃学習したことや教科書が中心なので、レポートというよりは日頃の復習と捉えて、あまり気負わずに取り組むと良いと思います。

実際レポートって?

では、実際通信制高校ではどのようにレポートが課されていくのかを見ていきます。実は、レポートの提出回数は文部科学省によって定められており、それぞれの通信制高校もその決まりに従ってレポートを課しています。基本的には、主要科目である「国語」「数学」「社会」「理科」「英語」「保健」は、単位取得のために3回のレポート提出が必要になります。一方、「体育」や「家庭」、「情報」などは、1回から2回のレポート提出が必要です。ただ、各学校によっても微妙に異なる場合があるので注意しましょう。また、提出までの流れは、最初に当該範囲を授業を通じて学習した後、先生からその範囲のレポートがおくられてきます。それを適宜、教科書等を見ながら作成します。完成後は、先生におくり、添削してもらう、という流れです。ここで注意が必要なのが、レポートをおくる際の提出期限です。近年は、インターネット経由でおくることができる学校も増えてきていますが、郵送しなければならない場合は、提出期限までに学校に着くように送らなければいけないので、到着までにかかる日数等に注意しましょう。

レポートは難しい!?


では、レポートは一体どのような形式なのか、またその難易度についてみていこうと思います。まず、レポートと聞くと自分でテーマを決めて、それについて色々調べながら作成していくというイメージが強いかもしれません。しかし、通信制高校のレポートはそのような形式ではなく、先生によってある程度作成された状態で届きます。ただ、ところどころ空欄があるのでその部分を自分で埋めていくという形式が中心です。また、学校や先生によっては、いくつか選択肢が用意されていてその中から、正しいものを選ぶという形式や教科書の内容を簡潔に要約するという形式のものもあるようです。ただ、どの形式であっても、自分の知らない内容から出題されるわけではなく、すでに、学んだ内容から出題されるので、難易度はあまり高くないと言えます。

レポートは日頃の学習の積み重ね

「学んだことの復習といっても、課される回数は3回と比較的多いし、正直めんどくさそう」と感じる人もいるかも知れません。しかし、このレポートはただ学んだことを復習するだけでないのです。まだ、述べていなかったのですが、通信制高校で単位を取るためには、レポートの提出だけでは不十分です。レポート提出に加え、学期末に単位認定試験を受ける必要があります。この単位認定試験で合格するために、レポート提出がとても重要になってきます。なぜなら、このレポート提出を通じた復習がそのまま試験対策になるからです。なので、めんどくさがらずに、学期末に実施される単位認定試験のことも考えて意欲的レポートに取り組みましょう。

スクーリングを活用する!

通信制高校における、「スクーリング」をご存知でしょうか。通信制高校におけるスクーリングとは、週単位、もしくは月単位で何日か実際に校舎に足を運び、直接先生から授業を受ける機会のことです。このスクーリングも単位取得のためには必須の条件になります。もし、レポート提出の際に、分からないことがあった際は、このスクーリングの機会を通じて直接先生に質問することができるのです。また、レポートだけでなく、日頃の学習の悩みや試験のことも聞くことができるので、ぜひスクーリングを有効に活用しましょう!

家庭教師に来てもらう!?

中には、「人間関係を極力避けたいがために、スクーリングでなかなか質問できない」という人もいるのではないでしょうか。このような人のために大変おすすめなのが、通信制高校における「家庭教師」の存在です。実は、通信制高校にはこのような人ために、家庭教師を派遣するサービスを用意している学校が、私立を中心に存在しています。直接先生に質問するのははばかられるという人や病気や仕事が理由で直接校舎まで足を運ぶ事ができない人は、家庭教師を利用して、レポート作成をクリアしてみてはいかがでしょうか。

まとめ


いかがだったでしょうか。通信制高校のテストとレポートについてかなり詳しく解説していきました。通信制高校にもしっかり「テスト」は存在しますが、勉強が苦手な生徒であっても、各種サポート体制を利用することにより、通信制高校のテストをクリアすることができています。大切なのは自分の学力に合った通信制高校を選ぶことです。通信制高校卒業のために、通信制高校のテストを頑張って乗り越えましょう!また、通信制高校のレポートの仕組みやレポートを提出することの重要性、レポートへの取り組み方も理解していただけたと思います。大切なのは、レポートという名前に気後れして、変に恐れてしまわないことです。通信制高校のレポートは、自分が学んだことの確認作業であり、試験のための勉強でもあります。変に負担に感じてしまうのではなく、日頃の学習の成果を試す機会として捉えると良いのではないでしょうか。逆に、難易度が高くないからと言って油断してしまわないようにしましょう。特に、通信制高校に通う生徒の中には、通信制高校での勉強の他に、両立してやっていることがあるという人も多いと思います。また、生活リズムが安定せず、不規則な生活になるなど、自己管理があまり得意ではないという人もいると思います。そのような人にとっては、レポートの存在が日頃の勉強の進捗を測るための貴重な材料となります。場合によっては、日々の学習スケジュールを見直す良いきっかけとなるかもしれません。また、難易度が高くないがゆえにレポートを後回しにしてしまう人もいます。これも、提出期限を守れず単位を取得できないことになってしまうので注意しましょう。通信制高校のレポートをしっかりこなすことで、単位を取得していきましょう。

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