通信制高校における単位制の仕組み徹底ガイド!学年制との違い

「通信制高校ってどうやって卒業するの?」「通信制高校って単位制ってほんと?」この記事では、通信制高校の単位制の仕組みや多くの全日制高校で採用されている学年制との違い、また単位制と学年制それぞれのメリット・デメリットについて徹底的に解説しています!通信制高校への転入・編入を考えている方はぜひ参考にしてみてください!

学年制と単位制の違い

学年制について

学年制は多くの全日制の学校で採用されている方式です。学年制では、一年ごとに必要となる単位数が定められており、その学年の間にその定められた単位数を取得することで次の学年に進級することができます。したがって、その学年で定められた教科の単位を一つでも落としてしまうと、次の学年に進級することができず、「留年」となってしまいます。

単位制について

単位制では、在学中に定められた単位以上を取得することで卒業できます。そのため、履修した科目の単位を取ることができなくても、学年制のような「留年」が発生することがありません。取得できなかったとしても次の年にまた取得しなおせば良いのです。また、「いつの何時に受講する」のように学習スケジュールが決められていないため、自分の都合の良いタイミングに受講することができるのも大きな特徴です。

通信制高校は大半が単位制

通信制高校の生徒の大半は、学年制を採用している全日制の高校で様々な事情により、通えなくなってしまった人や一度高校や大学を卒業して社会に出た後で、もう一度学びなおしたいという人なので、時間的制約のない形で学べるように、通信制高校では単位制が採用されています。

通信制高校での単位のとり方

通信制高校では、一つひとつの科目について学習成果が評価されます。教科書やテキストなどの教材を使って学習し、定期的にレポートを提出します。また、スクーリングと呼ばれる面接指導を規定の単位時間履修することも必要です。最後に、単位認定試験で一定の成績を収めることで単位を取得する事ができます。

学年制のメリット・デメリット

学年制のメリット

学年制は3年で卒業できるようにカリキュラムが組まれているため、しっかりと学校に通い、試験で一定の成績を収めれば確実に3年で卒業することができます。また、日々の学校生活は、クラス単位や部活単位で行動する事が多いため、単位制の高校に比べ、友達が作りやすいというメリットがあります。

学年制のデメリット

学年制の高校では、単位を一つでも落としてしまうと進級することができず「留年」となってしまいます。また、時間割がきっちりと決められているので、自由な時間は放課後のみになり、ライフスタイルがある程度制限されてしまいます。また、人間関係で問題が起きてしまうと、通いづらくなってしまうというデメリットもあります。加えて、単位制の学校に比べ、クラスの規模が大きいため、生徒一人ひとりに対する先生のサポートが手薄になりやすいというデメリットもあります。

単位制のメリット・デメリット

単位制のメリット

単位制の高校では、在学中に定められた単位を取得すれば良いので、「留年」が発生することはありません。また、学習スケジュールは個人で自由に決めることができるため、自分のライフスタイルに合わせて、学習することができます。また、学年制では、高校2年時に進路選択をする必要がありますが、単位制では、進路選択の機会が無いため、文系や理系という枠に縛られず、自分の興味・関心に合わせて様々な教科を履修することができます。

単位制のデメリット

単位制の高校では、学習スケジュールを自分で立てなければならないので、高い自己管理能力が求められます。また、学年制の高校に比べ勉強することに対し強い強制力がないため、自己管理能力がないと、サボれてしまう、また勉強に対するモチベーションを保つのが難しいというデメリットがあります。また、実際に学校に通うことが少ないため、他の生徒との交流の場があまりなく、友達を作りにくいため、家族以外のコミュニティと関わる機会が少なくなってしまうというデメリットがあります。しかし、特に私立の通信制高校では、学習サポート体制を整え、生徒同士の交流の場を積極的に設けるなど、デメリットを克服しつつあります。

まとめ

このように、多くの通信制高校では、単位制が採用されており、多くの全日制高校でさいようされている学年制にはない、自分のライフスタイルにあった自由な学びが可能です。通信制高校は、学年制の高校に通えなくなった人のための高校、というようにネガティブなイメージを持たれることが多いですが、単位制を採用しているため自分の興味のある科目を自分の好きなタイミングで受講することができるため、自分の学力やライフスタイルにあった多様な形で学習することができる、非常に魅力的な高校です。これを機に、通信制高校への転入・編入を考えてみてはいかがでしょうか。